オーバーホール覚書
何回か前の投稿に「部材の専門用語があったら教えて」と書いたけど、トップ記事で紹介しているリンクの先に、PartsNameの図解がありました。 今後、これを参考にします。
強度が落ちるので今まで躊躇していたんですが、まだ取っ掛かりを見つけられないので、とりあえずはずします。 回転部分を固定しているので、両側からネジ止めの上、それらのネジを小さなネジで軸に固定してあります。(危うくバカにするところだった) 小さ…
インク切替レバーは、キーボード正面右側にあります。これを切り替えるとリボンささえが上下して、リボンの必要な色の部分を印字位置に動かします。 これも、分離する必要があります。 ケース底面の外側にヒンジがネジ止めされているので、これはずします。
シフトメカニズムは、シフトキーのレバーと離れているので、後部メカの分離にはとりあえず関係ありません。スペースバーもどうやら直接には接続されてはいないようです。 ただ、バックスペースバーは心臓部のエスケープメントに接続しています。何とか分離し…
またまた、とりあえずですが、プーリーをドライブするギアをはずします。 ギアの中心から伸びた軸に穴が開いています。精密ドライバーを通して少し力をかけると、簡単に緩みます。両側ともはずします。 ドライブギアも簡単に外れます。
先が見えないまま、後部メカの分離に挑戦することにします。 最初はロールシリンダーが簡単に外れるかと思っていたのですが、通常のストッパー(タイピング終端のストッパーとキャリッジリターンのストッパー)は利用者マターなので簡単に解除できるのですが…
ちょっと無理して冷や汗をかいたけれど、何とか外れました。(ハンマーバーを曲げそうになった)…あっと、ここで使っている部品などの用語は全くの造語です。正式名称をご存知の方は、どんどん突っ込んでください。 ハンマーバーの当たるところにはフェルト…
まだ、最後までのバラシ手順がつかめていない状態です。無理にはずすと元に戻せそうもなくて、 とりあえず、印字ヘッドの下のプレートははずせそうです。 ここまでに、何回もネジをはずして様子を見ては締めなおす作業を繰り返していますが、話せば長くなる…
リボンをはずしたら、巻き取り機構が見えてきました。 面白いメカニズムなので、ちょっと解説 リボンの巻きが少ないと、リボン押さえが内側に来て、【写真1】の様に押さえの尻尾(?)が、曲線的にカットされたつまみの首に当たります。すると、つまみの軸…
巻きが小さい側のリボンは傷んで黒ずんでいますが、巻きが大きい側のリボンを引き出すと、かなりきれいです。 さすがにインクは乾いているようです。 先に紹介したサイトでリボンも売っています。(した?) Remington Portable用のB62は製造中止ですが、リ…
押さえレバーをスライドして、リボンの押さえをはずします。 ガイドの下にリボンをくぐらせてはずします。 リールをはずします。 印字ヘッドの当たるところ(なんていうんだろう?)からリボンをはずします。 反対側も同様。 利用者マニュアルの範囲ですね。
トップカバーをはずし、本体カバーをはずした状態です。下から見ると、精緻なメカニズムに圧倒されます。 分解した後、元に戻せるだろうか? って、ふと頭をよぎりました。 どこからバラスか考える時間がたっぷり必要なので、今日はここまで。
分解に着手しました。 タイプライターメンテナンスWebによると、「分解中には部品の整理はもとより、元の状態をこまめに写真で取っておくこと」、なので、記録写真を撮りながらオーバーホールを進めていくことにします。なので、いつ終わるか分かりません。 …
ロックをはずした状態で、今まで見えなかったハンマーの下のカバーが現れました。埃だらけだったので水ぶきしたら、ぴかぴかの塗装が現れました。
前の記事で書いたとおり「ハンマーが半分しか上がらない」と思っていたけれど、実はハンマーロックがかかっていた状態でした。オーバーホールに着手した途端、右側にあるレバーを動かすとハンマーがせり上がってきました。 この状態でもさびのせいで動きはぎ…
暖かくなったので、本館の片隅でちょっとだけ紹介しているアンティーク タイプライター Remingtonのオーバーホールに着手しました。 まずは、入手経路とアンティーク・タイプライター・ライブラリWebで調べた情報。 ・オークションで3400円でジャンク品とし…