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SCP改 色の類似性ー色距離空間(controlP5付き)with Processing

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SCP改 色の類似性ー色距離空間(controlP5付き)



先回のスケッチの完成版。

Proce55ing外部libraryであるcontrollP5を初めて使ってみた。
controllP5、クールな(ソフトウェア)デザイン。
分かり易く、Processingの環境(PDE)の特性を踏まえた使いやすい設計、感心した。
今後、折に触れて使うことになりそう。
インストールは簡単、Wrj4P5と同じく、Processingインストールフォルダ内のlibraryに放り込むだけ。豊富なExampleも付いてきた。

で、先回のスケッチでは画像全体での類似色領域を求めてその境界を表示していたが、今回はマウス位置の色に類似した色を持つ【近傍】領域を求めてその境界も表示できるようになった。
  • 雰囲気、同じような処理のようだが、全く違う算法を用いている。
また、controllP5のおかげで、キー入力結果のフィードバックとGUIによる調整が同時に出来るようになった。
じゃまっけなら、スライダーはOption(Mac)/Alt(Win)+ドラッグで移動できる。(これはcontrollP5の単独機能)
キーボードからは
・T/tあるいは上/下キーで【近傍】を拡大/縮小できる。
・H/hキーで色相(Hue)の重みを大きく/小さくできる。
・S/sキーで彩度(Saturation)の重みを大きく/小さくできる。
・L/lキーで輝度(Luminance)あるいは明度(Blightness)の重みを大きく/小さくできる。
・M/mキーで色空間(HSL/HSB)を切り替えられる。
・B/bキーで全画像か近傍かを切り替えられる。。

P5にもあるHSB空間あるいは、さらに輝度についてより感覚に合うHSL空間は、色に関する官能試験の結果に基づいて作られたもののうち、比較的扱い易い色空間。
*ずいぶん昔のスケッチだけど、HSBを使ったものがこれ

*写真は、keyさんに無理言って提供してもらったゆきチャンの写真。多謝


Processing については、
日本語サポートサイトからたどれるP5インフォメーション→言語が参考になる。
(解説してあるのは一昔前の版だから注意が必要だけど、loop()→draw()の読み替えだけで大抵OK)
・山本徹(thoru)さんがFunProce55ingで解説してくれている。(【簡潔】で【わかり易く】、【楽しい】解説)
例題集は習作集と区別するためにこちらに置いている。
・P5のスケッチからアプレットを作り、【ジオシティーズ】にアップする手順をまとめたので、参考に。
WiiRemoteアクセスライブラリWrj4P5はここ