Classiclll's Blog

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はじめてのMacMiniHDD換装

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はじめてのMacMiniHDD換装

二年前に初代MacMini(1.26GHz,256MB,40GB)を購入。十数年ぶりにMacユーザーに返り咲いた。
それまでの十数年間はPC/Windowsジャンカー三昧だった。

返り咲き直後にドーピングを施し、メモリーも512MBにボアアップした。
(ドーピングは近所のD.I.Y.店でスクライパー460円也、ボアアップはY!オークションで3800円-2700円=1100円)

その後、この状態で自宅のメインマシンとして使ってきたが,インタラクティブ・アート・クッキングなんぞに手を出し始めたのが運のつき、eclipseやらxcodeやら翻訳作業やらQuartzCompozerやらDashCode(最後の二つは弱関係)やら作業しだしたら、重いアプリの起動のもたつきに負担を感じるようになってしまった。

まずはメモリを1GBにボアアップ。(Y!オークション 6550円ー3700円=2850円)
重たいアプリを複数同時使用してもストレスはなくなった。だけど、アプリの起動が遅い。

で、最後の手入れ、7200rpmのHDDをY!オークションで物色している自分に気がついた、という次第。
手に入れたのは、日立の7K100(HTS721010G9AT00)。7200rpm/100GB/8MBという2.5inchにしてはモンスターHDD(ちょっと前までは)。
送料込みで8750円とちょっと値が張った。ま、Apple純正のSeagete(ST94011A)、5400rpm/40GB/2MB を売って、差し引き4500円強の出費となる予定。

【換装報告】
1.生のHDDをIDE2USBアダプターを介してMiniに接続する。(写真1)
 この時点ではまだ写真のように脱がせる必要は無い。
 ディスクユーティリティでまずはパーティション作成。

2.HDDを交換
【この記事見てMacMiniのHDD換装をやろうって気になった方へ:注意事項】
  TigerのアップグレードDVDだとDVDブートができないとの情報多し。(不確定情報の模様)
  本記事では、単一パーティションを確保したまっさらな7K100を換装して、無理やりTiger
 アップグレードDVDから起動させている。
  写真1はこの状態。純正HDDが外付けHDDになっている。
  つまり、TigerアップグレードDVDから起動したインストーラのディスクユーティリティを使って、
 外付けHDDからまっさらな内蔵HDDへ向かって「復元」を行っている状態。
 VintageComputerのバラシ記事を参考にして脱がせるのが吉。

3.OSXインストールDVDからMiniを起動する。

4.インストーラのメニューから、ディスクユーティリティを起動する。
 HDD起動の状態のままで、ディスクユーティリティを使ったのが苦難の始まり。
 二日かけた後「起動ディスクは復元しても、完全には復元できないよ」ってことが分かった。
 換装後、再起動すると起動画面に進入禁止マークが出て、焦ったのなんのって・・・。
 さらに,・・・
 Miniに繋いでいるディスプレイはAcerの安い19InchWide(AL1916W)。
 DVI/D端子もあるので、そっちに繋いでいたのだが、これが二番目の運のつき。
 起動シーケンスの途中で、NoInputSignalになる。
 DVDに傷?・・・どうしよう、・・・でさらに一日。
 たまたまアナログ接続してみたら、・・・インストーラーが立ち上がってるじゃん。
 OSXインストールディスクから起動されるOSXは800x600固定(の模様)。
 一方、AL1619WのDVI/D接続はMac800x600非対応(の模様)。
 ・・・で、NoImputSignalじゃなく、InvalidInpuSignalって言えよ!
5.復元元に40GBのディスクをドロップ、復元先に100GBのディスクをドロップして復元開始。(写真2)
 約25GB分のデータ復元に4時間弱(結局、HDDブートとDVDブートの都合二回実施)

6.あとは電源投入
 って、4.の囲みのおかげで何回電源のON/OFFをくりかえしたことか・・・。


Macの定番BenchであるXBenchの最新版で、換装前後のパフォーマンスを比べた。(写真3)
数値で5割程度のアップだが、体感速度の向上は2倍近い。

いや~、それよりもなによりも・・・壊れなくてよかった~。