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折り紙を【ちゃんと】考える on Processing (Proce55ing)

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折り紙を【ちゃんと】考える on Processing (Proce55ing)

オフラインで「はこ」をつくってと頼まれた。
(どうもオフ会なる呼び名になじめない。オンラインでないのでオフライン、という語感なんだろうが、どう考えてもフェイストゥーファイスだよなあー)
#「はこ」の折り方はCANONのクリエイティブパークpdfの形で公開されている。
(センスはいまいちだけど、コンテンツはなかなかなもの。上の画像は折り方のpdfにある出来上がり写真)

前記事の千代紙はロッド・ジョイントからなる10×10の平面モデル。
一つのメッシュに着目すると、折れるラインは対角線の2通り、45°折りのみ。なので、前記事の千代紙で折れるのは縦9通り,横9通り、対角9×2通りしか無い。
折り鶴なんて30°どころか15°や22.5°なんて出てくるので、折れるようになるのはずっと先のこと。(最低でも100×100程度の細分化が必要。&その他いろいろ)

だけど、「はこ」は45°折りだけ。前記事の千代紙でも出来そうに思える。

そこで、おりがみを【ちゃんと】考えてみる。


・折り紙は机の上で平らに広がっている。
・(当たり前だが)ガラスの上では滑って折り辛い。>押さえる力がある間は滑りにくい。
  前記事ではツルツルの机
    >実は角をピンで留めたうえで反対側の角を動かしている。ちゃんと摩擦を入れなきゃ。
・プレス板は【ツルツル】でなければならない。
  押し下げる際、紙の反力に従って接触点がずれることによって折りが【平らに】なる。
・プレスで折り癖が付いた(折り線に乗っている)部分は、弾性力が低下している。
  前記事の折り紙は折り癖はつくが弾性力は変化しない。
    >ちゃんと塑性変形モデルを入れなきゃ。
・はこを作るには、折り線から垂直に立てられなければならない。
  前記事で出来る操作は、角を反対側の角にあわせることに加えてプレス板の調節と折り癖付けだけ。
    >ちゃんと、折って【立てる】操作を作り付けなきゃ。(GUIが要る?)
・二面が合わさると互いに干渉する。(裏が表に飛び出ない。お互いを支え合う)
  前記事の千代紙は、【モノが通り抜ける】
    >これは当分(ずっと)そのまま


今週末(って明日一日なんだけど)どこまで行けるやら。



Processing については、
日本語サポートサイトからたどれるP5インフォメーション→言語が参考になる。
(解説してあるのは一昔前の版だから注意が必要だけど、loop()→draw()の読み替えだけで大抵OK)
山本徹(thoru)さんがFunProce55ingで解説してくれている。(【簡潔】で【わかり易く】、【楽しい】解説)
例題集は習作集と区別するためにこちらに置いている。
P5のスケッチからアプレットを作り、【ジオシティーズ】にアップする手順をまとめたので、参考に。