日本の色・伝統の色 - class Japanesque
和風路線(木偶、絡繰り、空蝉 :前記事予告欄参照)に進もうとしたとき、【和色】が必要なことに気がついたのがことの発端。
いや~、検索すると和の色を収集しているサイトがたくさん。
伝統色の由来、併せ目(和色の組み合わせ)、色辞書の編纂、みなさんこだわりがスゴい。
公開されている色のRGBは提供している人の【目】に依るところが大きく、多大な労力とこだわりを注ぎ込まれているのがひしひしと感じられるサイトもたくさんある。
なので、和色パレットクラスを公開する前に、掲載許可を取り付ける必要があった。
いや~、検索すると和の色を収集しているサイトがたくさん。
伝統色の由来、併せ目(和色の組み合わせ)、色辞書の編纂、みなさんこだわりがスゴい。
公開されている色のRGBは提供している人の【目】に依るところが大きく、多大な労力とこだわりを注ぎ込まれているのがひしひしと感じられるサイトもたくさんある。
なので、和色パレットクラスを公開する前に、掲載許可を取り付ける必要があった。
許可をお願いしたのは色の名前辞書計画のUmedaさん。
和色に限定せず【日本に存在する色の名前(とRGB)を全て網羅する】をテーマに掲げて、今でも更新中。なんと5892種類の色名が集められている。
umeさんに快く転用許可をいただいたので、このクラスを公開できるようになった。(多謝!)
実際には、umeさんのデータから和名のみを拾いだし(これが大変だった)、ローマ字名を入れ(これまた大変だった)、色の重複を除き*、スクリプトへ変換し(これはNeoOfficeの表計算機能活用)、クラスに仕立て上げたという次第。
(和色1005種類 フルカラーセットの全表示画像はこちら)
*umeさん、意図と違うことをしているかもしれませんが、ご了承ください。
和色に限定せず【日本に存在する色の名前(とRGB)を全て網羅する】をテーマに掲げて、今でも更新中。なんと5892種類の色名が集められている。
umeさんに快く転用許可をいただいたので、このクラスを公開できるようになった。(多謝!)
実際には、umeさんのデータから和名のみを拾いだし(これが大変だった)、ローマ字名を入れ(これまた大変だった)、色の重複を除き*、スクリプトへ変換し(これはNeoOfficeの表計算機能活用)、クラスに仕立て上げたという次第。
(和色1005種類 フルカラーセットの全表示画像はこちら)
*umeさん、意図と違うことをしているかもしれませんが、ご了承ください。
画像は和名パレットクラスを用いた和名検索ツール。
【ツールの挙動】 基本はランダムに和色を表示し、何かのキーが押されつつクリックされたら別のに描き換える。 背景色は【煤系(susu)】の色からランダムに選ぶ 丸の部分は系統(後述)をランダムに選んで横一列にその系統色をランダムに並べる 最下行の四角の部分は【鼠系(nezu)】の色をランダムに並べる 【操作方法】 任意のキーを押しながらクリックすることで、いろんな和色を眺められる。 さらにクリックポイントの和名と【系統名】のローマ字表記を【プリント】できる、 *キーを押さないでクリックすると書き換えないので、じっくりと確かめられる。 *アプレットのときはコンソール (OSXならアプリケーション>ユーティリティ>コンソール)、 P5なら、下部ペインのメッセージエリアに下のように表示される。 name:Fukahi type:fuka name:Ebinezu type:ebi name:Kare type:kare :
クラスjapanesqueのほうは
【クラスの挙動】 生成時に1000種類のローマ字名とRGB値を配列に格納 (時間がかかる & 本当はスタティッククラスにすべきだけどこれもお遊び) iro() で、1000種の中からランダムに選んだ色を得られる。 iro(iromei) で、iromeiに格納されたローマ字色名に一致する色を得られる。 iromei() で、ランダムに選ばれたローマ字色名を得られる。 iromei(iro) で、iroに格納された色(RGB値)に一番【近い】ローマ字色名を得られる irokey() で、ランダムに選ばれた【系統名(後述)】が得られる irokey(irokey) で、irokeyに格納された【任意の文字列】をローマ字名に含む和色の中から ランダムに選ばれた色を得られる。 【色名】 クラスJapanesqueの初期化スクリプトを覗くこと。下記のようになっている。 // Japanesque() { name[0]="Ai";rgb[0]=#3E5096; // 藍 name[1]="Aihatoba";rgb[1]=#5A345A; // 藍色鳩羽 name[2]="Aioinezu";rgb[2]=#293D5A; // 藍生鼠 : (以下1004まで延々と続く) 和名の漢字表記は右端のコメントを参照。 (umeさんの辞書には漢字名表記に加えてひらがな表記、カタカナ表記が付いている) 【系統名(でっち上げ)】 1000色以上もあると選ぶのが大変。 で、上で書いた(大変だった)和色の整理作業のなかで思いついた分類法を適用した。 種を明かせば、和名に含まれる特徴的な表記を使った部分文字列検索。 Japanesqueのスクリプトを覗いてもらえるとわかると思うけど、分類キーワードは ・ニュアンス 鼠"nezu",墨"sumi",浅"asa",深"fuka", 煤"susu",枯"kare",灰"hai",若"waka", 萌"moe",錆"sabi",淡"awa",竹"take", 草"kusa",岩"iwa",江戸"edo",京"kyou", ・基本和色 縹"hanada",紅"kurenai",藍"ai", 紫"murasaki",納戸"nando", 藤"fuji",紅"beni",利休"rikyuu", 碧"heki",鐵"tetu",白"siro",茶"tya", 金"kin",柿"kaki",梅"ume",蝦"ebi" 単なる思いつきなんでウソを言っている可能性大(突っ込み歓迎) 部分文字列検索なんで,全く関係無い色も含まれる可能性大(なので、でっち上げ) ここにあげたキーワードだけではなく、【任意の文字列】(鈍"nibi"等)で【系統】を指定できる。
何かの役に立てばHappy!