思わず笑ったあとで思ったことーcnetの記事

トラックバック先の記事は、この四半期で新発売されたIT機器の中から、最悪だった１０製品をレビューしたもの。
英語の記事を和訳したようなので，知らない製品も多いが、二番目の記事に、思わず笑った。

メカ系、アナログ系の工業製品デザイン（Industrial Design)には長い歴史があり、（我々は気づかないけど）意匠と操作性がマッチしたデザインが【普通】の常識となっている。

一方、デジタル（IT）系の機器のデザインは「スペック」、「数」なんかの「はったり」が重視されるせいか、未だに【良いデザイン】のコモンセンスが築けていないようだ。

ひょっとしたら、デジタル系機器のデザイナーは、未だユーザーインターフェースデザインの混沌期にある【ソフト屋】出身が多いのではなかろうか。
（IT機器なんて、ほとんどソフトで機能が決まるみたい）

デザインって【豊富】な機能をベースに、【見た目良く】・【使いやすく】するために、「センス良く」、「優しく」【機能を取捨選択】していく行為だって思う。（もちろん、その過程で足りない機能／性能が浮かび上がる。）

これが、今の【ソフト屋】のデザイン方法論から抜けてる視点なのかな。＞気をつけろ！　自分