Classiclll's Blog

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iTunes Tips - MidiをiPodで聴く

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iTunes Tips - MidiiPodで聴く

Midiは(リンク先のWikipediaにあるように)Musical Instrument Digital Interface(音楽機器のデジタルインターフェース)の略で、シリアルインターフェースを介して電子楽器(あるいは電子音源)を記録・演奏するための【コマンドセット】を意味し,演奏コマンドを収めた楽曲ファイルはMidiファイルと呼ばれることが多い。

Midiファイルは他のDTM関連ファイルと異なり、音(空気振動の記録)を直接扱う訳ではなく、テキストデータであるコマンドの集まり(シーケンス)なので非常に小さなファイルサイズ(WAVファイルの千分の一程度)であり、それゆえナローバンド時代の楽曲配信に最も多く用いられていた。

本館のPrologueで書いているように、二年半前の正月に他界*した初代Classicは、それまではHyperCardとともにMidiを中心としたDTM(DeskTop Music)専用機として、ピアノの上で余生を送っていた。

*Classicの他界後、復活にいたる過程は本館に詳しくまとめているので、興味があったらそちら

で、他界時におおくのコンテンツが失われたのだが,他界後に残っていた中の一つが、PG Music Inc.「The Pianist」と「The Jazz Pianist」だった。
(普通の打ち込みによるMidiではなく、プロのプレーヤーによるMidiピアノの演奏をシーケンスとして取り込んだもの。ニュアンスはアナログ録音には及ばないものの、Midi楽曲とは思えないほどの出来)

一応、MacMiniのiTuneでライブラリに入れられるので、専用フォルダに入れて聴きたくなったときにiTuneを起動していた。
(上記緑丸ーQuickTimeムービーファイルとしてリストアップされている)

あるとき、iTuneのメニューに「詳細>選択項目をMP3に変換」(上記赤丸)があるのに気づいた。
 (注)「iTune>環境設定>詳細、の読み込み>読み込み方法」で選択されている形式(AAC/ AIFF/ MP3/ AppleLL/ WAV) 次第

ひょっとしてiPodで聴けるのでは!

全てのMidiファイル(300曲以上!)を選択して変換!

あっけなくMP3変換が終わり、数百曲のピアノ演奏ライブラリーがiPodへ。iTune付属(?)ソフトシンセのクオリティも問題なく、楽しんでいる。

私のように古いMidiライブラリをお持ちのあなた、ぜひ携帯プレーヤーに入れて昔を懐かしむべし。